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 カズオさんとのメッセージのやりとりは毎日続けられていきました。
彼は仕事の合間にもこっそりとメールを書いて送ってきたりして、ちょっと嬉しい気分にもなってしまいました。
とても穏やかな感じだし、メールも丁寧だったし、それにあんまりエッチな話をしてこないところも好印象だったんです。
もちろん私だって肉体的な関係は、好きになった人となら、たくさん楽しみたいと思っていますけど、関係を作る前にいきなりエッチな話ばかりされるのは面白くありませんからね。
カズオさんはその点随分と良い印象を与えてくれました。
彼とのメール交換がとっても楽しくてあっという間に10日ほど過ぎていきました。
彼がメール以外の方法でやりとりをしないかっていってくれて、思い切ってLINEのID交換をしていく事にしたのです。
仲の良い友達以外にはめったに教えることが無いLINE、でも彼だったらきっと大丈夫っていう気持ちがありました。
カズオさんもいきなりLINE交換になったことで、とても喜んでくれていたようでした。
トークをしてから、通話をしていったのですが、中年男性の落ち着いた低い声で凄く癒されてしまいました。
「今度食事にでも行こうよ」
誘われた時はとっても嬉しい気持ちになっていました。
「ランチの方が安心だろうから、昼間の時間にはどう?」
やっぱりこのぐらいの年齢の男性って、女性の事をしっかりと考えることができるんですよね。
初めて会うと言うのは緊張するものですから、昼間の方はわたしとしても安心感は高いものがあります。
彼の提案に乗って、昼間一緒にランチをすることにしたのです。

とっても胸弾む瞬間でした。
インターネットで知り合った相手の方と、現実の世界で会うと言うことで、緊張感とともに期待感で入り混じった不思議な気持ちになっていました。